メンヘラとは「気分の奴隷」

常に気分から思考を組み立てる人がいる。子どもとメンヘラだ。子どもにとっては気分が世界のすべてだから当然だ。しかし成人しても気分からしか思考できないと、生きていくのに誠に不都合が多く心を病んでしまう。

馬鹿と気違いは気分でしかものを見ない

有名なラ・ロシュフコーの箴言、辛辣だ。人間の気分というのはデフォルトでは負だ。 何もしなくても気分上々で幸せだと、行動するインセンティブが生じない。常に小さな不機嫌が発生していて、それを解消しようとするから、人は活動する(動物も一緒だ)

常時発生している不機嫌を肥大化させたり、過大視するのがメンヘラだ。それが器質的由来なのが精神疾患、そういうネガティブな気分に隷従して、理性が拗れて固着した人たちを、程度が重いと「人格障害者」、軽い場合は「ネガティブな人・暗い人」と呼ぶ。概ね第三者から疎まれるタイプだ。

健康的な人・相対的に幸せな人というのは、気分論からいうと「マイナスの気分」から自由な人、それを忘れられる「作業」(仕事といってもいい)がある人だ。もう一つ大切なのが「機嫌の良い他者」で不機嫌な言説や態度を笑い飛ばしてくれるような人、こういう人が身近にいると人は概ねハッピーになれる。

不機嫌が内面化して、自分の負の気分にいちいち怒っている人がいる。迷惑な人ってそんな人が大半だ。組織にも道ばたにも雑踏にもネット上にもいる。彼らとかかわらない、距離を置けば、世の中は随分と気楽な場所になる。「触らぬ不機嫌に祟り無し」なのだ。

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