意欲が足りない。でも半世紀生きた初老としてはこんなものなのかもしれない。サラリーマン時代、50代なんて地位にふんぞり返った使えない上司か、生産性ゼロのリストラ候補しかいなかった。
俺がこの齢でネットビジネスの生き残り戦略について、あーだこーだ考えるキャパなんて、少なくて当たり前かもしれない。そのように自分を慰めないと、自己嫌悪が積もってやってられない(-_-;
同世代で会社にしがみついて疲れた同期は、かなりの割合でリストラに遭って収入を大きく減らしている。下手に大企業に入社した連中ほど、氷河期入社の精鋭エリートに連戦連敗で青息吐息だ。バブルが終わっていなかった世代なのに同窓会やクラス会が全然ない。
俺のオヤジなんか半年に三回ぐらい、なんやかんやで旧友と集まっては飲んでいる。勝ち逃げしたアラウンド団塊世代の老後は楽しそうだ。オヤジだけでなく叔父叔母連中も高額な年金と高額な退職金で幸せそうだ。
今の生業で月収を10万円上積みさせるより、副業で5万円稼ぐ方が、肉体的精神的にメリットが多いのかもしれない。既存顧客との関係は良好だけれども、母体会社の弊社に対する扱いが雑になる一方なので、正直意欲が湧かない。責任転嫁が卑怯なのは分かっている。
