前回の8%増税の時は印刷物の特需があった。10%の今回は勢いがない。
ず~~っとデフレが続いているので、増税に乗じて価格を上げようとする事業者がほとんどいない。
軽減税率の扱いだけでなく、キャッシュレスへの対応に追われたり、帳簿の記帳が専門家でさえ苦慮するぐらいややこしくなるらしい。それらの対応に追われて、印刷物の発注まで手が回らないみたいだ。
駆け込み消費が少ないことを政府はポジティヴに捉えているようだけれども、だからといって増税後に消費が盛り上がることが理屈的にあるわけない。
5%の還元を目当てに消費者が中小小売業者からモノを買うとも思えない。還元を期待するより最初から安いところを探して買った方が合理的だ。
売り手からすれば、キャッシュが入ってくるまでにタイムラグがあるし、薄利多売の商いなら手数料で利益がすっ飛んでしまう。決済するための機器を導入するのにもカネが必要だ。結局3割弱しか導入に踏み切っていないそうだ。当たり前だ。
