自己洞察的な文章を最後まで書き切れなくなった。今でも読書後には何かを書きたくなる。しかし、文章が最後にたどりつかない。自己洞察を深めたところで、体調が悪ければ何にもならないし、明察や深い洞察を文章化できたとしても、それを有効活用するには馬齢を重ねすぎたという、自己憐憫もある。
若くても美しくなければ何にもならないし
美しくても若くなければ何にもならない
美容に対する真理に女性が目覚めても、オバサンになってからでは、その真理の費用対効果は著しく落ちてしまう。同様にいくら考えても、基礎となる肉体が老いて不健康なら、なんら真理を悟ったとしても配当が少ない。
もちろん真理を求めるのは、功利主義的な動機よりも大切なことだという建前は理解しているけれども。ソレはソレ、コレはコレなんだな、やっぱり。
