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【レビュー】22,980円で買える超激安WQHD27型モニター「VA2719-2K-SMHD-7」は使えるのか?

VA2719-2K-SMHD-7

これをNTT-Storeで買いました。他社では28,000円代なのですが、なぜかNTTで買うと税込で2万3千円以下で買えてしまいます。
ビューソニックジャパン 27型ワイドモニター WQHD IPSパネル VA2719-2K-SMHD-7 - NTT-X Store

WQHDとは

フルHD(1920x1080)よりも、1インチあたりの画素数が多い、WQHD(2560x1440)の高解像度モニタです。FHDと4Kの間にくる3Kに該当するモニタです。3K扱いするにはたいぶ足りないのです。ともあれ画素数が多いので情報量が多いです。

ビューソニックジャパンとは

日本人には馴染みが低いですが、アメリカではパソコン用モニタで2番目のシェアをとっている大きな会社です。アメリカ企業にありがちな「国内需要だけでペイするので海外展開に意欲的でないドメスティック企業」のひとつです。シェアが大きいのでベンチャーが出す商品と比べると、平均点以下の箇所がなく、質実剛健な商品です。

スペック

27インチワイド、IPS方式パネル、解像度WQHD、フリッカーフリー搭載、ブルーライト軽減、応答速度:15ms(GtoG5ms)、コントラスト比50000000:1、視野角:178°/178°、PC入力端子:HDMI1.4x2DP1.2x1ステレオミニジャック、スピーカー(2wx2)、スリムベゼル、VESA(100x100mm)対応、3年保証(パネル、バックライト含む)

デメリット
  • 廉価モニターにありがちですが、高さ調整が出来ません。ただ妙に高いとかそういう問題はないです。低めの方が何かで底上げをすればよいわけで、何とでもしようがあります・一方高すぎると対処のしようがないのですね。
  • 中途半端な解像度ゆえ文字の視認性が落ちる場合もある。FHDでドットバイドットの表示になれていると、同様にWQHDでドットバイドットにすると文字が小さすぎて実用的ではない。そこでOSでスケーリングを125%等にアップさせると、見やすくはなるけれども、ドットバイドット表示ではなくなるので、文字のシャープさが若干欠ける。これが4Kになると画素が細かいので、ドットバイドットではなくてもスマホの画面のように文字がクッキリハッキリとスケーリングをかましても見やすい。WQHDの欠点はここに集約されるでしょう。
メリット

IPSなので視野角は広いです。液晶の品質に大きな欠点はありません。ドット抜けもありませんでした。画面が広いので動画の編集や写真のRAW現像がやりやすいです。また情報量が多いのでゲームのストラテジータイプの楽しさが倍増します。Minecraftも楽しいかも。YouTubeで観る動画も高精細で美しいです。

メリット・デメリットがハッキリしているので用途を選びますが、この価格でWQHDが楽しめるとはよい時代になったものです。