現在の住まいは築40年のUR賃貸：2DKだ。外壁も内装もリフォームされているので、いわゆる団地臭い貧乏な雰囲気はない。標高240ｍの５階だから眺望はよいし害虫とも縁がない。特に夏場に蚊の来襲がないのは助かる。高台の最上階なので夏場は窓を開けると風の通り道になり涼しい。引越願望も強いけれども、これだけのメリットがあって共益費込みで４万３千円は魅力的すぎて結局１０年住んでいる。
この住居の最大の欠点が冬期の寒さだ。標高が高いので神戸の市街地と比較して２度は間違いなく低い。窓が多く陽光が豊富なのはいいが雨戸がないのでアルミサッシ特有の室温を外に逃す欠点が室温をガシガシ下げる。さらに団地なので部屋の仕切りが密封性の低いフスマだ。そのため暖房を全開にしても部屋が暖まりにくく、室温がすぐに下がってしまう。サーキュレーターで空気の循環を促して暖房効率を上げることもしているが、効果は限定的だ。
ここに転居するまでは、ずっと１ルーム暮らしだった。狭さには欠点しかないが、唯一の利点は室温が下がりにくいことだ。転居まではずっとオイルヒーターオンリーで冬場の寒さを気にしたことがなかった。
コストパフォーマンス抜群の冷気ブロックスクリーン
そこで見つけたのが、アルミサッシ窓から逃げる暖気を遮断する片面が銀色に光るシートだ。安価でロングサイズとショートサイズをそれぞれ２枚ずつ買っても２千円ちょっとだった。半信半疑だったが効果は絶大だった。暖房を切っても室温が急に下がらなくなった。こんなシート１枚かますだけで、ここまで暖かくなるとは驚いた。それだけアルミサッシ窓は部屋の熱を強力に奪うのだ。
欠点としては遮光性にも優れてしまっているので、陽光が差し込まず室内が暗くなってしまう。これはメリットとトレードオフの関係にあるので諦めるしかない。冬だけではなく、クーラー使用時も冷気を逃がさない作用があるらしい。アルミサッシ窓が原因で室内が寒々としている皆様に大推奨の逸品だ。
追記2023年1月
このエントリ、謎にこの私的書き殴りブログにて常にアクセス数が多いです。私と同じようにアルミサッシの窓の冷たさに苦しんでいる人が多くて、深い共感しかありません。
実はしばらく上記のブロックスクリーンを使っていましたが、遮光性が鬱陶しいのと、次の事実を知ってしまったのでもう推奨しません。
安価なプチプチの方が冷気を防げるという事実です。
透明なので部屋が暗くならないし、何よりも価格が安いです。しかも外側からと内側からの両方貼ることが出来ますし、二重に貼ることも出来ます。なによりも、ちゃんと体感で実感できるぐらい冷気を遮ってくれます。
というわけで現在の私のお勧めは以下の商品です。
