小さなともしび by 大塚利恵

2003年3月1日 渋谷「青い部屋」で収録。

盛大にガヤが入っていますが、彼女が喉を壊す直前の名唱です。
こんな詞を書けたのは当時の彼女だけでしょう。

泣いたついでに 笑ってみると 同じことだと 気づいてしまう
とても立派な クジャクの羽は 毒を吐き出す 黒とピンクの
初めてドレスを仕立ててもらった ピアノの発表会で
何色がいいと聞かれて答えた 七色がいい
偶然という楽しみを 今は見つからないと
明日を押し殺しても あなたの背中に輝く 小さなともしび

頭がよくて ときどき馬鹿で かわいい女が あなたも好きでしょ
初めてあなたを 見たとき思った きっとあなたも七色が好き
出来たドレスに ガッカリしたのよ こんな色じゃない
あなたの悲しい過去についていく気はないわ 
二人がすれ違う前に カーテンの色について 語り合いましょう

あなたの命が 早送りしても 絡まったテープを その手で解くのよ
投げ出す言葉が 許されないのが あなたが一番知っていること
偶然という楽しみも 今は見つからないと 明日を押し殺しても
あなたの背中に輝く 小さなともしび

私には見える 小さなともしび