文句なしの超名曲なんだけれども、エリック・クラプトンの名曲としてはカウントしづらい。どちらかというとプロデュースをしたベイビーフェイスにあてがわれた曲というイメージがあるからだ。
ベイビーフェイス的には「この素晴らしい曲は、もっと世界に認知されるべきだ」なんて思っていたのかもしれない。憶測だけれども。というわけで彼が腕によりをかけて丁寧にプロデュースしている。
「世界を変えられたら」なんて壮大なことを考えながら、内容は内気な男の妄想にとどまっている。このギャップが美しさを生んでいるのだろう。I'll be the sunlight in your universeの”ユニバース”の語感が美しい。
ギタリストというイメージが強いけれども、ボーカリストとしても彼が超一流であることがよくわかる名曲だ。