経済ひとりごと

母体会社の年末年始休業が1月6日までとなった。4日が平日だったら、これまでは頑なに営業していたのに、予想外の方向転換。社員の補充が上手くいっていないことが、電話が繋がりにくくなったことから察せられるので、社員を労る方向に変えざるを得なかったと推察する。

人手不足が深刻になったので、政府は慌てて実質上の移民を解禁した。性急にやったと批判されているにもかかわらず、この程度の受け入れ枠拡大では焼け石に水だろう。

永らくのデフレ不況で、企業は労働力を買い叩くのになれているので、異常なほどに賃金の下方硬直性がたかい。しかし、おそらく臨界点を超えたら、余力のある企業から、非正規雇用の賃金を上げる方向に舵を切りそうだ。そこに消費税増税が被さってくるから、体力のない企業の破綻が大幅に増えそうだ。

悪い影響の方が多そうだが、30代ぐらいまでの非正規労働者の将来には、光明が差し明るい未来も期待できる。そうはいっても、40代以上の労働者にまで恩恵が波及するかどうかは未知数だ。特に職能・技能のない人間は厳しい。

RSSに登録している私小説系のブログで、派遣女性の貧乏雑記の執筆者には職が紹介されない。人手不足のご時世でも、中年女性に事務職の仕事は回ってこないのだ。単純労働系事務職というのは勤労意欲の低い女性による争奪戦になっている。高学歴の新卒でさえ、一般事務職に限ると、AIの普及と普及見込みにともなって、就業のパイがどんどん減っている。職能を求められない事務職には先がない。

さて自分のことになると、今の生業が大きく失速しない限り、衣食住の保全と若干の娯楽を愉しむだけの収入は当面確保出来そうだ。所属している業界も負け組が淘汰されて、新規参入が激減しているので、母体会社がちゃんと継続する限り、老齢になっても路頭に迷うようなことはないと楽観している。なんとか人材を大切にして安定した経営をして欲しいと切願。

石階段