1話から最終話まで全回が素晴らしかった。世界観も作画も声優の演技も完璧だった。それでも伏流している哲学的なメッセージはない作品だった。おそらくその空虚感が最大の美質だったのだろう。
水瀬いのりをアイドル的に好きになろうとするのは失敗したけれど、声優としての力量は天才的だとおもう。ハイテンションなキャラも上手いし、今回のチトのような落ち着いたキャラも完璧に演じている。声を通してのキャラへの同化力は近年の人気声優の中でもトップクラスだろう。久保ユリカの演技も素晴らしかった。
本当はもっと感想を書き連ねたいところだけど、体調が最悪ゆえ続きはあらためて書きたい。