私のカラオケの定番(過去形)
90年代は人付き合いといえばカラオケであり、社会人である以上は参加せざるを得なかった。大学時代に「音楽的才能の無さ」に打ちのめされた私はカラオケといえども己の身を使って音楽を表現したくなかった。しかし、参加した以上、一曲も歌わないわけにはいけないので、この歌を唄った。洋楽ばかり聴いていたので、音源で持っていたのはブルーハーツとブームと長渕剛だけだった。ブームはどの曲も唄うのが難しい。長渕剛は90年代に入ると「痛い」存在として認識されていたので、歌えるような雰囲気ではなかった。それで残ったブルーハーツの曲の中から歌いやすくて、素朴に名曲だと思っているこの曲が定番になった。
歌詞は人種差別について書かれている。バスのくだりはアメリカの公民権運動をざっと学べば何を唄っているのかはわかるはずだ。
- アーティスト: THE BLUE HEARTS
- 出版社/メーカー: トライエム
- 発売日: 2011/01/12
- メディア: CD
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