マテ茶は不味くはないが美味しくもない。
自宅勤務の私にとって日常の水分補給に何を選ぶかは大切なことだ。普段はオーソドックスに寒い時期は緑茶・暑い時期は麦茶だ。あと朝に珈琲を飲む。
今の時期のように暑くも寒くもない時期に、少し変わったお茶を選ぶこともある。今は先日KALDIで買ったマテ茶を飲んでいる。マテ茶は南米ではごく一般的なお茶だ。ブラジルではローストタイプ、それ以外ではグリーンタイプが好まれる。
味は不味くはない。しかし飲み続ければ好きになるタイプの味でもない。少し癖のある濃いめに煮出した麦茶といった感じだ。これが地球の裏側で愛飲されているのは嗜好品というよりも栄養素の補給的な意味の方が大きいみたいだ。
ビタミン:A C E B1 B2 B3 B5 ミネラル:カルシウム、マンガン、鉄分、リン、マグネシウム、セレン、亜鉛 その他:カロチン、脂肪酸、タンニン、カフェイン、ポリフェノール等
茶にはなくマテ茶に豊富な成分も多い。肉食中心の南米ではきっと「カラダが欲しがるから美味しく感じる」タイプの必需品なのだろう。別名「飲むサラダ」と言われるのも納得できる。
マテ茶は古はアントニオ猪木が、最近では日本コカコーラ社が普及させようと試みたが失敗した。栄養素の補給ならドリンク剤だって良いわけで、癖のあるマテ茶が日本で普及しないのは仕方がないことなのだろう。
とはいえこれだけ栄養が豊富なのだから、特にサプリメント嫌いの人にはお薦めのお茶だ。
太陽の恵み、ラテンのパワー マテ茶 100TB 1.5g×ティバッグ100袋
- 出版社/メーカー: 日本緑茶センター
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