サービス開始時から利用してきたApple Musicの利用を止めた。他社のサービスと比較してメリットを感じられなくなったからだ。今は3ヶ月月額100円キャンペーンのGoogle Play MusicとAmazon Musicを併用している。今はプライムサービス利用料だけで使用できるAmazonだけにするか、Googleを併用するか迷っている段階だ。
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解約の理由
- 検索精度が悪い
iTunesの小さな検索窓をApple Musicの検索用に併用しているので入力がしにくい。さらに検索結果の質が悪い。著名ミュージシャンでもすべてアルファベットで検索しないとヒットしないことがよくある。Googleと比較して探したいアルバムや曲にたどり着くのに時間がかかる。カタカナ登録されているミュージシャンでもアルファベットで検索すると違う検索結果がでる。しかし、英字で検索したらより網羅した検索結果が出るわけでもなく、カタカナで拾えるミュージシャンは英字で拾えなくなったりして、検索の網羅性が著しくGoogleに劣っている。さらにいえばAmazonにも劣っている。
- 圧縮音源のビットレートが他社よりも低い
他社は320kbpsなのに256kbpsと数値上は低い。この差異は聞き比べたら認識できないというのが各種ブラインドテストの結果でもあるわけだが、それでも大は小を兼ねるわけで、高速ネット環境が前提であれば圧縮率が低いにこしたことはない。
- 手持ちの音源をクラウドに保存する場合、別料金が必要
Googleは手持ちの音源をスキャンして320kbpsのMP3としてクラウドにデータをすべて保存してくれる。Appleにも同様のサービスはあるけれども、それを利用しようとすると月額料金が倍になってしまう。これは明らかにコストパフォーマンスが悪い。
以上の理由で利用を止めた。世界規模でもApple Musicは伸び悩んでいるようで、どうやら近いうちに月額780円に値下げされるらしいとのニュースも目にした。iPhoneを利用していれば連携で利用のメリットもありそうだが、そうでない私のような利用者にはメリットが見出せない。
Google Play Musicを続けるかどうか
ラジコでラジオを聞く時間が激増した関係上、Amazonだけで良い気もする。ただ実質無料のサービスなので総合的に比較するとGoogleの方が優れている箇所が多い。プレイリストの曲順をドラッグ&ドロップで変更できる等、Google Musicの使い勝手は、利用すればするほど「意外と良い」ことに気づく。あと一月は月額100円で利用できるのでじっくり検討したい。