元より空疎なこのブログ、さらに言語が貧相になった。痴呆化が進んでいるともいえる。云いたいことが皆無になったかと云えば、そういうわけではない。ただ言葉を吐き出すことに過度に抑制的になっている。
別に誰から命令されたわけでもない。にもかかわらず、「上から目線で書かない」「怒りに基づいた言葉は吐かない」「過去の悔恨と未来の不安を動機に書かない」などの多くのタブーを自らに課してきた。これだけ多くの禁忌をつくれば、書く意欲が削がれるのは当たり前だ。
他者批判、社会批判を過度に内面化すると、結果としてなにを発言したらよいのか判らなくなる。そしてさらにメタ目線を気取るのも気後れしてしまうと、最終的には沈黙するしかない。
私はなにを恐れているのか・・・ もはや何をいおうと真剣に読んでくれる人などいないのに・・・