ワープロでノマドしてウェブ記事作った:ライフハッカー[日本版]
大学の卒論はワープロ専用機で書いた。PCは既に持っていたし(エプソンの98互換機)、一世を風靡した一太郎Ver.3も既に使っていた。にもかかわらず、卒論のためにワープロ専用機を買わざるを得なかった。なぜかというと、一太郎で綴った文章を卒論集の版下として使えるクオリティでプリントアウトする手段がなかったからだ。
当時、パソコン用のプリンターで大学生が手に入れられる価格のプリンターは低解像度のドットプリンターしかなかった。一方ワープロ専用機はプリントアウト品質を各社競っており、安価で綺麗な印刷が可能だった。もう3年早く生まれていたら手書き卒論もOKだった、そんな時代のお話。
「運命の最終テスト」〜ワープロ・日本語に挑んだ若者たち ―開拓者精神、市場を制す (プロジェクトX〜挑戦者たち〜) (2012/07/31) NHK「プロジェクトX」制作班 商品詳細を見る |