今年前半は東洋思想がマイブームでした。
私流に超要約すると
「心と体の本質がある、それは魂とも愛とも呼ばれる」
ということだと理解しています。
そこにアクセスするためにはテキストの絡み合いから
真理に至ることは無理なので、心と体を制御する方法を学ぶ事が必要だ。
そういう内容でした。
これ以上学ぶよりも「体験」できるように日々修練を積まなければなりません。
テキストでは辿り着けないとされている場所に
テキストで辿り着こうとした哲学者がレヴィナスです。
ユダヤ人の世界観から倫理の哲学を限界まで追究した人です。
超難解なことで知られる哲学者ですが
幸いなことにレヴィナスへの扉を開いてくれる日本の哲学者がいます。
内田樹先生です。
10年以上の愛読者ですが一番敷居の高いレヴィナス本は積んでいました。
この秋はレヴィナスに親しもうと考えています。
困難な自由―ユダヤ教についての試論 (2008/10) エマニュエル レヴィナス 商品詳細を見る |