村上春樹が欧州の先進性に対して
「日本には緑の党がありませんから・・」と世辞を云ったらしい。
欧州ではエコロジーを党是に掲げる
良識のある政党という位置づけを得ているようだ。
三宮で候補者の街頭演説に遭遇した。
自転車で自家発電しながら安倍政権の原発政策を罵っていた。
漕ぎながら演説することへの
有権者に対する非礼さに考えが及んでいないのが痛々しい。
選挙ポスターも、子どもを抱いた彼女がカメラに対して視線を外しているという
「これは選挙ポスターとしてちょっと・・」
という信じられないものだ。
母性愛という葵のご紋を振りかざせば
有権者目線に立たなくても私の良識は支持されるはずだという
無知と傲慢さが溢れかえっている。
緑の党もせっかく欧州で培ってきたブランドを
エコ左翼(エゴ左翼・エセ左翼ともいう)に蹂躙されて平穏でいられるのだろうか。