岩崎夏海さんの新書を読んで参考になったことがあった。
「真の顧客とは?」というシンプルで奥の深い問題だ。
大抵の事業者は顧客を見誤っているらしい。
この見立てだとぼくも間違っている。
印刷物を発注する人がお客様に違いないのだが
ドラッガー的には「その印刷物を手にとって何らかの行動する人」
ということらしい。
発注者が欲しいのは「印刷物」そのものではなくて
その印刷物を媒体にして誰かの行動を促すことなのだ。
ちょっと腑に落ちにくいけれど、理屈は理解できる。
とりあえず、手配した印刷物が最終的にどういった人たちの手に届くか
そういうことに想像力を惜しまないようにしたい。
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