わたしは何をあきらめたのか

「もとから何も期待していないし」などと青臭いことはいわない。

しかし、いま何を欲しているかわからないとき、
過去に何を欲していたのか自信をもって思い出すことはむずかしい。

あきらめるのと忘れるのは違うような気もするし
違わないような気もする。

「あきらめる」というのは残念なかんじがするけれども
「執着を捨てる」といいかえると悟ったかんじがしてわるくない。

では何に対する執着を捨てるのか・・
それを直視するのはとても怖くて恐ろしい
そしてその恐怖心こそが最大の執着なのかもしれない。


人生を半分あきらめて生きる (幻冬舎新書)人生を半分あきらめて生きる (幻冬舎新書)
(2012/05/30)
諸富 祥彦

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