わたしは、このところ「心の止滅」的な境地をめざしている。
東洋的な目標だ。
一方で「心の躍動」をめざすひともいる。
魂が咆哮しつつ楽しそうなひともたくさんいる。
快楽は脳内麻薬がでるかどうかで決まる。
群れを率いて戦っているひとはドーパミンに満ち活力にあふれている。
男はとくに戦いがトリガーになって興奮しやすい。
この仕組みをうまく利用できる人は社会において成功しやすい。
わたしも男なので、可能ならば戦闘タイプで活力に溢れた人になりたい。
しかし無理。
戦いの場にのぞむと防御と逃走しか思いつかない弱者タイプの典型だから。
「戦い」は社会の活力であることは間違いない。
しかし、戦いは勝者と弱者を必ずつくる。
よい社会とは勝者が総取りするセカイではなく
勝者が弱者に心地よくシェアできるセカイだと信じたい。
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