オーバーアチーブ願望

今の小商いは震災の頃を分岐点に完全に右肩下がりだ。
バラツキはあるものの、均すとだいたい-15%下がっている。

日々の売上げを積み上げるタイプなので
急に前月比とか前年比で倍になったり半分になったりはしない。
大数の法則が利く範囲で数字は収斂する。
それだけに右肩下がりの率まで安定して下がっている(-_-;

急に激減したりしない分、ゆっくりとダメになっていくわけで
俗にいう茹でガエルみたいなものなのだろう。

ただ報酬は固定金額プラス僅かな歩合なので
売上げが下がれば下がるほど負い目が増えてしまう。

負い目を感じるぐらいなら完全歩合の方が気は楽だ。
しかし、負い目を感じなくなると日々の販促努力を怠けてしまいそうで
それはそれでデメリットがある。

労働における「負い目」というのは重要だと思う。
この負い目を上手く利用する企業がブラック企業なのかもしれない。

勤労は本質的にオーバーアチーブである。
その方が労働者と利益を享受する側の両方を幸せにする。
昨今の浅薄な社畜批判は、
そのあたりの人間心理に関する考察を忘れている。


オーバーアチーブオーバーアチーブ
(2007/05/25)
古田興司

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