クラシックはよく聴くけれども
BGM的な聴き方が多い。
音楽を聴く才能がないのか
雰囲気を愉しむ奥行きのない鑑賞法だ。
クラシックを聴くということ自体が
目的化しているようなところがある。
ただしモーツァルトだけは違う
この作曲家の音楽だけは全体像を把握できて
細かな旋律の美しさを愉しむことが出来る。
各種協奏曲がどれも素晴らしくピアノ協奏曲は
20番以降は全て好きだ。
モーツァルトは軽く演奏してもそれらしくなるが
演奏に魂がこもると違う次元に連れて行ってくれる
そのわかりやすさと奥の深さの両方があるところが素晴らしい。
モーツァルトを愉しむように
他の作曲家も愉しめたら良いのだけれども
なかなかそういう感じにならないのが残念。
モーツァルトには及ばないけれど
ブラームスとシューベルトは、
他の作曲家よりは少しだけ分かる気がする。
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第20番、第24番 (2011/01/26) ハスキル(クララ) 商品詳細を見る |