うつ病は脳科学・薬理科学的には
「脳内物質セロトニン・ノルアドレナリンのバランス不調」と定義される。
東洋医学では「体の凝りや呼吸の浅さ」が抑うつの本質的な原因だとする。
進化心理学的には「抑うつ」は「現状、いる場所や人間関係がよくない」
現実に対して「逃げろ」という警鐘だと考える。
三つとも正しいとおもう。
三つも理由があるのだからうつ病や抑うつ感情は必然なのだ。
三つの内どこに重点があるかは人それぞれだろうが。
単眼的に「一つの原因の除去」に血道を上げるのは間違いだ。
除去しても憂鬱な気持ちは多分思ったほど減らない。
ただ居る場所が悪いときは、
そこから逃げることを最優先すべきだとは思う。