にわか将棋ブームでノンフィクションをいくつか購入した。
名著の誉れが高い「聖の青春」が抜群に面白かった。
聖の青春 (講談社文庫) (2002/05/07) 大崎 善生 商品詳細を見る |
幼少期にネフローゼを患いながら名人に後一歩で手が届きそうなところで
29歳にて夭折した天才棋士の伝記だ。
まさに命を張って将棋を指し続けた人間の凄まじさが伝わってくる。
彼のスゴいところは本当に実力がトッププロだったことで
ほぼ同時期にプロになった羽生善治に互角以上の対戦成績を残している。
やはりノンフィクションはいいなぁ。