天空団地_404

You play with the cards you’re dealt… Whatever that means.

心が壊れた時のこと

自分が29歳の時に心神喪失になったという事実は
かなり後になって気づいたことだ。

「あ、俺は今、心神喪失している」
という病識があればそれは喪失していないので・・ややこしい。

1989年には既にパソコン通信デビューしていたので
メールのバックアップやIRCのログ、
掲示板履歴や日記サービス等で己の痕跡は残せる。
そういうのはまめに遺す方なので
今でも過去の記録はたくさんHDや電脳空間に眠っている。

後に、東京から逃げ帰った前後から1年経つぐらいの間については
そいういった記録も記憶も全く残っていない
「空白」があることに気づいて慄然とした。

秋に職を辞して冬・春と何をやっていたのか全く判らない。

夏に心配してくれた友人が
沖縄に連行してくれたことは流石に記憶に断片的に残っている

おそらく、沖縄旅行がきっかけになって少しずつ
自我が再構築されていったのだろう。

そして一年経過した秋に「さるさる日記」を開始した。
憔悴日記 (これはサービス終了に伴う移転先のブログ)
あと趣味のサラブレッドの血統サイトを作ったりした(途中で挫折)
血統理論研究所

この再起の秋から再就職までに更に半年費やした。
翌春のGW明けに再就職が決定。

ひとつ確実にいえるのは、心が壊れてから1年半の間、
実家という支えがあったから何とか自我を取り戻せたという事実だ。
あのまま東京に残っていたら、おそらく廃人になっていただろう
(死ぬ勇気はなかったと思うが・・・)

傷病手当金をゲットしてたのでニートではなかった。
辞めるまでは高額の給与をもらっていたので
税金を引かれない分、裕福だった。20万円以上あったと思う。

傷病手当金制度自体はなくなっていないので
心を病んで職を辞する人は利用しないと損です。

・・・オチを書く気力がなくなった。乱文すみません(-_-;


知らないともらえないお金の話知らないともらえないお金の話
(2011/04/14)
佐佐木 由美子

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