天空団地_404

You play with the cards you’re dealt… Whatever that means.

連休中日

ずっと週末にイベントがあったのに、この三連休は予定なし。昨日は振り込まれた所得で若干の買い物をした。短い期間に二度も外泊したので、吝嗇に努めなければならない。

昨日今日の競馬の重賞、京都牝馬ステークスが当たったので総額1,000円だけで二日間楽しむことができた。最終的にはオケラになったけど、楽しめたから結果オーライだ。

今日は主にリビングルームの掃除をして競馬中継をぼんやりと眺めながら、積読書籍を消化している。体調がすぐれず悪寒がする。先日の雨天で加湿器を止めていたが再稼働させると、室内の冷たさが緩和した。やはり湿度管理は大切だ。

資本主義の行き詰まり、特に新自由主義とグローバリズムの弊害について興味があるので、それ関連の本を2冊読んでいる。両方とも信頼する人が推薦した本だ。韓国についてのノンフィクションは低質なものが多いけれど、この本は面白かった。新自由主義が前面に出てしまった資本主義がいかにダメなのかを実感した。

トリクルダウンが実際には起きないと現実が証明した以上、政治家で未だに新自由主義を信奉している人たちは信頼できない。この10年で瑕疵が鮮明になった。次の10年でおそらく論理破綻が起きるのだろう。

韓国 行き過ぎた資本主義 「無限競争社会」の苦悩 (講談社現代新書)

韓国 行き過ぎた資本主義 「無限競争社会」の苦悩 (講談社現代新書)

  • 作者:金敬哲
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/11/13
  • メディア: Kindle版
グローバル資本主義VSアメリカ人

グローバル資本主義VSアメリカ人

  • 作者:篠原 匡
  • 出版社/メーカー: 日経BP
  • 発売日: 2020/02/06
  • メディア: Kindle版

共感衝動と距離を置く必要性

どんなことがあっても「こういう人、いるよね」
と思うだけでよい。

共感できない・共感されないことに対する憤怒が世界には満ちている。特にネットでは満ちあふれている

「共感できない」だけで怒っても意味がない。思ったり感じたりしてしまうのは人間だから仕方がない。だけどそれを文字にしてネットに放つ必要はない。

同様に「共感されない」と愚痴っても無意味。赤の他人が匿名他者に共感を求めること自体が無理筋だ。同じ種類の「共感されなさ」は共鳴を得ることはできるが、それは愚痴の照射先が見つかった安堵に過ぎない。当然ながらそこに慈愛はない。

負の共感を求める匿名の文字列を見ることに有意義な点は見当たらない。意識的に避けないと精神汚染されてしまう。義憤を装った単なる怒りが一番毒性が高い。

如月雑記Ⅱ

Work

今週も受注は低調だが単価が高めなので先週ほどの焦燥感はない。サイトのバージョンアップの下準備はかなり進んだ。割と楽しく作業できているのが、前回のサイト刷新の時と違う。お客様の利便性を如何にして上げるかを試行錯誤するのは楽しい。

ただ今日はガス欠気味。土日に急遽外泊した疲れが出てきたのかもしれない。以前と違って気が乗らない日は、すぐに諦めることにしている。スパッと割り切って最低限以外のことはやらないで脱力すれば、翌日には活力が戻る。焦燥感をスパイラルさせるから心が病む。ダメな日はダメだと割り切った方が、全体的には生産性が上がる。

広角単焦点レンズ欲しい

年初に「デジタルガシェットは買わない」と決意したが早くも物欲に負けそうだ。一番欲しいのは広角単焦点レンズ、中距離単焦点の画質が素晴らしいので、広角も欲しくなった。風景写真は広角一本で間に合うし、動画撮影を4Kメインに変えたこともあり、解像感が違う単焦点が欲しい。

今週末の連休

サイトの改訂の副産物として、自社販促フライヤーの新デザインが確定した。3月の高需要期に少しでも稼げるように、気合いを入れてフライヤーをポスティングしたい。運動不足解消にもなるし、売上増の可能性も僅かながら上昇する。実益と体調管理を併せ持った有意義な行為だ。あとプロの生落語をどこかで鑑賞したい。

学習

動画作成ソフトのスキルアップをお休みして、急遽ビジネスの新規戦略のコアになりそうなソフトウェア「Affinity Designer」について学びたい。使いこなせるようになる必要はなく、プリプレスデータの作成の勘どころさえ抑えればよいので、難しくはないだろう。

黄色い花

精神個人史 (2001年~)

過去の客観視

近年、精神的に安定している恩恵で、過去を客観視できるようになった。それまでの自分にとっての”過去”は「後悔と嗚咽の履歴」というスティグマ的な鬼子だった。現在進行形で「今ココ」を重視するマインドフルネスを体得しつつあるので、冷静かつ良い意味で過去を他人事のように概観できるようになった。

心神喪失後の社会復帰から(2001年~)

1年半のニート生活を続けたあとに復職した外資系の代理店は、与えられた職務をこなせば、あとはネットザッピングをしたり、私的なブログを書いても咎められない環境だった。それまでの職場と比較したら、精神疲労は無いに等しかった。それでもルーチンワークをこなす以外に何も期待されていないことや、手の空いた時間に遊んでいたことに罪悪感があって、結局うつ病は寛解しなかった。

その当時の私は、ネット上で愚痴りまくり毒を吐きまくっていた。その後、mixi日記に場を移しながらも、やはりネガティブなことばかり嘯いていた。それは、結局「自分に呪いをかける」愚行に等しい。ただ臨界点を超えると、自分に呪いをかける気力もなくなるようで愚痴の投稿数は暫減していった。どうでもいいマンガの感想を書き殴ったり、少ない収入を浪費し刹那的な日々が続いた。

その後の紆余曲折を経て、一人で働くようになり、レクサプロという神薬との邂逅もあったので、40代後半ごろから、精神状態が過去比で最高に安定している。ずっと狭いままだった交友関係も新たなフェーズに入ったようで、余生に少し希望ができてきた。仕事がらみでもフリクションをゼロにはできないにせよ、それ以上に信頼関係を結べた顧客も増えている。精神的に凪で、微力ながら万事に成長できている今の状態が続いて欲しい。

赤い実

LEDシーリングライト換装完了

三日間の暗闇を超えて(大げさ)リビングルームにLEDシーリングライトがやってきた。普通に使って電気代が蛍光灯の2分の1なのは精神衛生上よい。調光機能は高級機のようなピンク色や緑色といった奇抜な色は無理だが、電球色と昼光色の両方が使える。個人的には中間のどちらともいえない色味が気にいっている。蛍光灯でも10年使えたのだから、このLEDライトの寿命は俺よりも長いのだろう。そう考えると少し切ないw

シンプルなリモコン
シーリングライトリモコン

音質補整道Ⅱ

ミックス&マスタリング音圧アップの鍵は「EQとコンプ」

ミックス&マスタリング音圧アップの鍵は「EQとコンプ」

  • 作者:竹内 一弘
  • 出版社/メーカー: サウンド・デザイナー
  • 発売日: 2019/02/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
勘で音質を補整するのに限界を感じたので上記の本を購入した。やはり専門書はよい。知らなかった基本中の基本をたくさん教えてくれる。この本は類書の中でAmazonの一番評価が高かったので手に入れた。期待通り評価に違わない内容だった。まだ冒頭部分しか読んでいないけれども、すでにたくさんの思い込みを修正できた。

  • 基音より倍音の方がよく聞こえる人の耳
  • 聞こえない音、過剰によく聞こえる音、人の耳には非常に癖がある。
  • 大まかに音域を六分割すると理解と進歩が早い

等々、多少でも心得がある人なら常識なのだろうけれども、ぜんぜん知らなかった。

というわけで、最初の20頁程度を読んだだけでの、付け焼き刃の知識で初めてつくった動画がこちらです。

単にいつもよりも、上品になっただけのような気がする。いままでは必要以上に音の解像度的なところに力を入れすぎて、音が刺々しくなっていたことには気がついた。とりあえずこの本を最後まで精読して、音質補正のスキルをアップさせたい。
lex.hateblo.jp

追記:補正? 補整?

書いていて分からなくなりましたが、この場合には「補整」の方がよいみたいです。補正は「正しくする」という意味が強いですが、動画の音声は正しくするというより、聞き手に音楽の良さを伝わりやすくする調整という意味なので「補整」でした。