わかりました あきらめましょう。

私は進歩しない 旅をするのだ

Selected Ambient Works

永遠の名盤

1992年リリース

Selected Ambient Works 85

Selected Ambient Works 85

1994年リリース
Selected Ambient Works Volume II [2CD] (WARPCD21)

Selected Ambient Works Volume II [2CD] (WARPCD21)

エイフェックス・ツインはテクノ・エレクトロニカの世界では数少ない強いカリスマ性があるビックネームだ。フィジカルな要素がない電子音楽はサウンドの一貫性を持たせることが難しい。時代を遡るほどシンセサイザーの機種も限られてくるから、その制限の中で独自性を発揮するには、とてつもない才能が必要だ。エイフェックス・ツインことRichard David Jamesは誰も思いつかなかったサウンドをこのアルバムで世に問うた。彼の名声の半分はこのアルバムと2ndのSelected Ambient Works Volume IIによって生み出された。

このアルバムの功績は80年代のシンセサウンドを一気に古びたものに感じさせてしまったところにある。現在のアンビエントミュージックの源流を遡れば、ブライアン・イーノとエイフェックス・ツインという二人の天才にたどり着く。長期にわたって高度な作品を発表し続けるブライアン・イーノと比べると、エイフェックス・ツインの才能が真に輝いた時は短かった。しかし現在の彼がどうであろうと、このアルバムのサウンドは発売から25年を経過してもまったく古びていない。