わかりました あきらめましょう。

私は進歩しない 旅をするのだ

ハイレゾ虚実Ⅱ

qiita.com

ハイレゾオーディオに関する議論は色々ある。このエントリは懐疑派の総決算的な内容で必読だ。

この周辺の議論についてはずっとウォッチしてきたので、この記事が言わんとしていることに異論はない、というか私の知性では意見を持てない。24bit-192kHzの方が24bit-96kHzよりも音が良いという理屈に根拠がないという主張には納得させられる。ファイル規格の違いよりも、録音そのものの品質や再生装置の違いと再生環境の差異の方が、音質の良否に遥かに大きく影響している。個人的な経験から帰納しても、そのとおりだとおもう。

音質に関する議論がエンドレスなのは、聴覚情報は主観に極端に左右されるので、客観的な高音質の指標が作りにくいことだ。そこで数値として表せる音源ファイルのフォーマットの器の大きさについて、針小棒大に語られがちになるという結果に帰着してしまう。

AMラジオから流れてきた音楽にも人は感激できる。音質の良さと音楽がもたらす愉楽は正比例していない。その前提を無視して良い音の定義について論争しても、神学論争と同じで結論が出るわけがない。

DSDはどうか

上記のような理由でPCM形式での数値上のスペックの違いについて論じても虚しい。では原理が元から違うDSD形式はどうか、そのあたりに議論は既に移っている。ハイレゾ配信サイトがDSDに力を入れつつあるのも、DSDに関してはハイビットレートの是非についての神学論争から距離を置けるからだ。

ここからは個人的な趣味のお話し

PCM音源については、アップサンプリング設定やディザリング設定をいじくりまわしたけれども、いつまで経っても「これでいこう」という結論に達せない。そこで今は手持ちのDACコンバーターの性能をフル発揮させる意味でDSD変換してアナログデータでアンプへ出力してる。DDCとして使うと結局どう弄っても、アンプ内蔵のDACの音になってしまうので無意味な気がしてきたのだ。良い悪いは結論が出ないけれども、内蔵DACと違う音が出るようになったのは間違いない。柔らかくて繊細な肌触りになるので概ね気に入っている。すこし音場が平板になるのはソフトウェアとハードウェアの限界なのだろう。当分は設定を弄らずに音楽そのものを楽しみたいと考えている。

Amulech ヘッドホンアンプ・DAC AL-9628D

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