わかりました あきらめましょう。

私は進歩しない 旅をするのだ

ひよっこ

目覚まし代わりに朝ドラを見るようになって二作目だ。

突っ込み処満載の上、後半のグダグダ感が尋常ではなかった「べっぴんさん」と比較して「突っ込みどころがない」「悪意がほぼ存在しない世界が心地よい」という理由で起床時に観るにはピッタリだ。

この作品の評価だが、人によって真っ二つであるようだ。
50年間、朝ドラを見てきた私が断言したい「『ひよっこ』はスゴい」(堀井 憲一郎) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

絶賛する人と、今二つと不満げな人の両極端だ。ちなみに私の母は後者だ。「主人公が良い子すぎて感情移入できない」というのが理由らしい。私は「べっぴんさん」からしか見ていないから、わからないのだけれども、朝ドラの主人公の基本フォーマットは「目標に向かって失敗しながらもポジティブに努力する女」なので、特に目標もなくひたすら受身でいる”みね子”に違和感があるらしいのだ。

でもこういった主人公像というのは21世紀以降のサブカル方面ではむしろデフォルトであるわけで、新しいヒロイン像を模索した脚本と、長年朝ドラを見続けている中高年女性の間にキャズムがあると考えるのが自然だろう。

私的にはとにかく「良くできた作品」である。(ウェルメイドっていうらしい)とにかく設定に無理がない。突っ込みたくなる箇所では恐ろしいほどそのタイミングで、それに応えるナレーションが挿入される。私はどんな創作物をみても「設定の瑕疵や矛盾」を異常に気にするタイプなので、その要素が皆無に近いこの作品は見ていてストレスが溜まらないから本当によい。


蛇足だが有村架純はあまりタイプではない(^_^;