わかりました あきらめましょう。

私は進歩しない 旅をするのだ

町田康

邦楽の愛聴盤を一枚忘れていた。

脳内シャッフル革命

脳内シャッフル革命

パンク歌手・芥川賞作家の町田康のミュージシャンと小説家の端境期に発売された一枚。彼の文体がとにかく好きで、文体模写をやりまくったりした。その影響は今でも残っている。コンスタントに小説は発表しているけれども初期の短編とエッセイがとにかく絶品だ。ハードカバーのエッセイ集はボロボロになっている。それぐらい繰り返し読んだ。物語を読むのは苦手だけれども、町田康の様に文体とレトリックの煌めきで読ませるタイプは、サラサラと読める。

このアルバムは作家デビューはしていたけれども、芥川賞はまだ受賞していない頃に出されている。文学の才能に長けた人の作るパンクミュージックというのはとても面白い。かなり癖の強い音楽だけれども、好きになるまで繰り返し聴いたのは、彼の書くものが好きだから、音楽も好きになりたいと強く願ったからだ。

前半に濃密な曲を詰め込みすぎて、後半がだれるという欠点はあるけれども、和パンクとして一つの頂に達した一枚であることは間違いないと思っている。

阿呆のソール


画像のオッサンはアホの坂田師匠であって町田康ではありません(笑)
このアルバムで一番好きな曲なのでニコニコ動画から引っ張ってきました。

夫婦茶碗

夫婦茶碗