読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

わかりました あきらめましょう。

私は進歩しない 旅をするのだ

孤独と脆弱

孤独は心も体も弱くする。今回の腰部打撲の治癒を遅く感じるのは、単に老いて代謝が悪いことだけが理由ではない。基本的に一人で働き・生活をしているので意識が己の感覚に過敏になっているという理由も大きい。

他者との生のコミュニケーションを通じて日々を過ごしているのであれば、ここまで体調や気分に振り回されないはずだ。実務に取りかかっているか、読むか聞くか観る以外のスキマに、痛みや抑うつといったマイナスの感覚が極めて浸食しやすい。もっと日常生活に他者が介在していれば、そこまで自分の感覚に対峙する必要は生じない。

仕事が忙しいときは体調不良を忘れる感覚は以前よりあったし、実家で両親と食事をして時間を過ごすときも、痛みや憂うつな気持ちで自分を暗くすることはない。孤独のスキマに心や肉体の脆弱さが極めて染みこみやすいのだろう。

孤独を切に求めた会社員時代が長すぎたため、孤独のスキマの危うさに気がつかなかった。なんでも度を過ぎるとよくないという当たり前の結論になってしまう。孤独だからゆえに、自分の体やメンタルの弱さを過大に評価してしまう。その過大さや頑なさが本当なのかどうかは、環境を変えてみないとわからない。だから変化を求めずに愚痴ばかりで自分を傷つけるのは非生産的だとおもう。