わかりました あきらめましょう。

私は進歩しない 旅をするのだ

ロキソニンSプレミアムが全然プレミアムでない件

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処方箋無しで薬局で買えることで超ベストセラーになったロキソニン。何らかの期限が切れたのか主成分のロキソプロフェンナトリウム水和物を使用した鎮痛薬が第一三共以外からも発売されるようになりました。第一三共はブランド保持者として売り上げを維持するために、単成分だけではなく、違う成分を付加して製品バリエーションを増やす作戦に出ました。胃腸を保護する酸化マグネシウムを付加したロキソニンSプラスは、確かにプラスαの付加価値を足しています。

しかしプレミアムの名を冠したロキソニンSプレミアムに付加された成分は・アリルイソプロピルアセチル尿素・無水カフェイン・メタケイ酸アルミン酸マグネシウム。無水カフェインはいわゆるカフェイン、メタケイ酸アルミン酸マグネシウムは酸化マグネシウムとほぼ同じ作用、わざわざプラスと違う成分にしたのはプレミアム感演出の意味ぐらいだろう。

問題はアリルイソプロピルアセチル尿素。これが大した成分ではないだけではなく、曰く付きの成分だというのは、ここで私がドヤ顔でコピペ内容を自分の知識のごとく語るような事をせずとも、該当するWikipediaを読めばすぐにご理解いただけるでしょう。
アリルイソプロピルアセチル尿素 - Wikipedia

習慣性のある問題医薬としてよく話題になる「ブロムワレリル尿素と同じモノウレイド系の薬物」大量服用で自殺に使われた「バルビツール酸系医薬品」に似た化学構造を持っている、この二つの事実だけでろくな成分でないのは事実。アメリカでは実質処方禁止されているのがアリルイソプロピルアセチル尿素です。

もちろん、ロキソプロフェンナトリウム水和との併用で特異的に鎮痛作用が高まるエビデンスがあるのかもしれませんが、普通に考えたら、いわく付き成分とカフェインと制酸剤を加えただけの薬に「プレミアム」を冠した金色のデザインを施した箱に入れるのは、消費者を馬鹿にしているのではと思わずにいられません。爆買い中国人と情弱消費者を狙い撃ちしているだけの志が低い誠意に欠ける商品なのは間違いないでしょう。