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高齢者のPC・小商いの可能性

PC 雑感

母のPCを入れ替えた。6年ぶり通算4台目だ。80代以上はさすがに厳しいが、スマホは使いこなせなくてもPCは必須という老人は予想以上に多い。実家では父も母もPCを所有している。叔父や叔母ももれなく所有している。

老人の使い方はわりと限られている。母はYahoo依存率が高い。ニュースとスポーツナビがメイン。そしてクックパッドを愛用している。あとは年賀状の作成とデジカメ写真の取り込み、親族・友人とのメール送受信がメインだ。通販は一切つかわない。父はさらに使い方が狭く、馬券の購入とメールの送受信のみの使用。父はネットから情報を得るという発想が何故かない。

ITに疎い老人が家電売場にパソコンを買いに行くと、ディスクトップなら大抵15万円以上払わされる。家電販売業界のPCに関する老人ボッタクリは酷い。今年PCデポの老人搾取商法が話題になったが、家電販売店やPCメーカーがやっていることも、褒められたものではない。

事務で使われたと思われる中古品の小型PCを購入してドライブをSSDに換装した。10年以上経っていた液晶モニタも中古で買い換えた。老人は使用環境が変化することを嫌うのでクローンソフトウェアでドライブを丸ごと転写しようと考えたのだが、壊れかかったPCなので、悪戦苦闘してもバックアップが終わらなかった。やむを得ず、個別のファイルを小分けにバックアップして復元する方法をとった。一番難儀したのは、母と父が年賀状作成ソフトとして9年以上愛用している某ソフトの移行だった。幸い住所録はバックアップできたので、販売元のサポートサイトから、ソフトウェアを丸ごとダウンロードしてなんとか復旧できた。老人向けのソフトは長期にわたって入手できるようにしないと、トラブルがいろいろと発生しそうだ。

費用の総額は4万円台後半で済んだ。PCデポなら新品を買わせた上で、各種オプションをつけまくり総額20万円以上は請求しただろう。この差額に小商いの可能性を感じた。メインドライブをSSDに換装した中古PCを老人のために良心的な金額でセッティングする。日給2万円程度の粗利なら、安く上がったと感謝されそう。PCを入手してそれなりに使いこなしている老人たちが使用しているPCの買替え需要は確実にあるはずなので、小商いとしては悪くないだろう。

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