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電子書籍徒然

Book 雑感

アマゾン「キンドル アンリミテッド」サービスにおける
講談社作品の配信停止につきまして 講談社

世間の瞬時の理解では「講談社が儲からない読み放題ビジネスから撤退した」と理解されるかもしれない。実際は正反対で「せっかく儲かっていたのに一方的にラインナップから外すなよ」と出版社の方が読み放題のビジネスモデルを大歓迎しているのに、Amazonの方が「収入よりも支出が多いので売れ筋は削除するよ」と自らがシステムを司っている権利で講談社の商機を奪ったので喧嘩になっている。

出版の利益率の低さを考えると、すでに商品としては死んでいたはずのテキストが急に金のなる木に変わってしかも在庫費用も流通費用もゼロというパラダイス。良質のコンテンツを多数保持している講談社のような大手や有名作家にはいいことずくめだったようだ。

ちょっと前までは電子書籍は出版の敵みたいな空気だったのに、この逆転現象変は傍からみると単純に面白い。この抗議の内容は契約違反を訴えているのではなく、かなり情緒的な内容なので、講談社側としても冷静さを欠いているようだ。想定外の事態だからだろう。

利用者としては選択肢が多いほど嬉しいので月額980円に拘らなくても良い。Netflixが4k画質でみられるプランの料金を高くしているように、サブスクリプション価格を一律ではなくて、多様にすれば問題は解決するのではないだろうか。