僕が中学生だった頃は洋楽ブームの最盛期だった。限られた小遣いの中から効率よく良い音楽を聞くために「名盤カタログ」的な本は必須アイテムだった。本を片手に出始めのレンタルレコード店で、一枚一枚をカセットテープにダビングしていった。高校卒業ぐらいまでには、ほぼ全てのアルバムを入手した。
その中で一番「これは紛うことなく名盤だ」という臭いを放ちまくっていたのが、Velvet Underground & Nicoだ。ジャケットからしてインパクトがある。
- アーティスト: The Velvet Underground
- 出版社/メーカー: A&M
- 発売日: 1996/05/07
- メディア: CD
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ビートルズ関連を除くと、このアルバムとクラプトンのレイラの2枚が、当時入手した中で、今でも聴く比率が最も高い。これを聴くたびに、高校生時代の夏休みの湿り気を思い出す。