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郊外彷徨

lyrics

郊外の荒れ地を歩いた。少し肌寒い霜月快晴。
溝につまった旧いペットボトル、ここを掃除するものはいない。
不法投棄のゴミの山をかき分けて、僕は公道にたどり着いた。

錆びた自販機から生暖かい珈琲を買い、道ばたで啜った。
道向こうの民家の庭では老人が草木の世話をしていた。
あの老人はいつ死ぬのだろうか、そんな不吉なことを想った。