コメントで認知療法とヨガ・瞑想を繋ぐ方法が既に確立されていることを教えていただきました。コメント欄は長らく閉ざしていたのですがよい情報をいただけると開放してよかったと心からおもいます。
テレビの特集といただいたコメントで、それぞれ別物だと思っていた私の関心対象(心の病・瞑想・疼痛治療)が繋がってしまって、ちょっとした感動です。
精神疾患の主因が脳内物質のアンバランスにあるとの思いが強い私には、どこか「うつ病は甘え、気合いで心はシャンとする」といった間違った認識の延長線上に認知療法があるような気がして、これまでまったく評価しておりませんでした。
しかし、慢性腰痛に認知療法が間違いなく効くというエビデンスを目の当たりにして、認識を変えなければならないとおもいました。背中が痛い私にとっての光明になる可能性があるのであれば尚更です。
光明が見えたといっても認知療法は第三者の導きがないと上手くできなさそうだという懸念もあったところに、純粋に心と思索のためのメソッドであると思っていた瞑想が使えるというのは目から鱗です。
- 作者: ジョンカバットジン,Jon Kabat‐Zinn,春木豊
- 出版社/メーカー: 北大路書房
- 発売日: 2007/09
- メディア: 単行本
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私の背中の疼痛ですが、純粋に肉体のメカニカルな毀損が原因なのか、心因性の問題が大きいのか考えてみると、仕事が多忙なときと、他者とリアルなコミュニケーションをしているときは、あまり痛みを感じなかったり忘れていたりすることがあるという事実があります。ストレッチ等の運動・投薬はずっとやっていますが、あまりよくならないので、この本を熟読して更なる痛みの低減を目指したいです。