ある女性のブログを読んでいる。正直な人なのだがちょっと怖いところがある。どこかというと「欲望全肯定」なところだ。そしてその欲望が満たされないことをストレートに愚痴っている。
この人は極端なのかもしれないけれど、女性というのは自分の欲望というか業の深さに罪悪感がない。満たされないことを嘆くことはあっても、満たされない不甲斐なさについて己を呪詛したりしない。病んだ人は満たされない理由を他者に転嫁する。
個人差はあるだろうけれども、自虐やルサンチマンに満ちあふれるのは男の方が得意なのだろう。諦めることによって得られるものがあるのが男、諦めたら得られる可能性が減ってしまうのが女性ということか