2014-06-23 悩みの汎用性 日記 固有・特有と思っていた問題が実は構造的に汎用性があると喝破するのは社会評論の基本である。現在論壇でこの論法を一番切れ味よく駆使できるのは間違いなく内田樹先生だろう。 戦後の父性の迷走と母性の暴走が社会問題の背骨であるという卓見には頷くしかなかった。自分を省みる以上に父母の心の始原に関して気づくことが多くあった。最近の内田本の中でも抜き出ているとおもう、出版元がアレなのが気にくわないけれどw 街場の共同体論(2014/06/05)内田樹商品詳細を見る