生は暗く、死もまた暗い。人生に意味はなく、意味を問う行為もまた,本質を言葉という牢獄に閉じ込める愚挙でしかない。崩壊していく肉体というシステムを傍観することが生きることなのだ。それだけでは絶望しかない、だから他者に永遠をみる。恋愛とは異性との合体の向こうに生命の永続を臨む生命の深淵である。深淵を覗く術がないものは深淵から覗かれるだけで、人生の重みに耐えることが出来ない、それが死に至る病=孤独というわけである。
死にいたる病 (ちくま学芸文庫) (1996/06) セーレン キルケゴール |
生は暗く、死もまた暗い。人生に意味はなく、意味を問う行為もまた,本質を言葉という牢獄に閉じ込める愚挙でしかない。崩壊していく肉体というシステムを傍観することが生きることなのだ。それだけでは絶望しかない、だから他者に永遠をみる。恋愛とは異性との合体の向こうに生命の永続を臨む生命の深淵である。深淵を覗く術がないものは深淵から覗かれるだけで、人生の重みに耐えることが出来ない、それが死に至る病=孤独というわけである。
死にいたる病 (ちくま学芸文庫) (1996/06) セーレン キルケゴール |