わかりました あきらめましょう。

私は進歩しない 旅をするのだ

右と左

良記事。社会心理学の面目躍如といった内容。

〈ケア/危害〉……苦痛を感じている者を保護し、残虐行為を非難すべし。
〈公正/欺瞞〉……ふさわしい人々と協力し、抜け駆けする輩を警戒せよ。
〈自由/抑圧〉……信頼できないリーダーによる不当な制限を退けよ。
上記の価値観は右も左も共有しているのに
〈忠誠/背信〉……チームプレーヤーには報酬を、裏切り者には制裁を。
〈権威/転覆〉……安定のために有益な階層関係を形成し維持せよ。
〈神聖/堕落〉……聖なるものを尊び、汚らわしいものを卑しめ。
右はさらにこの三つの価値観も併せて持っているということらしい。左右の対立は基本的な道徳の齟齬ではなく、何を排除するかの価値観の相違に基づく。左が弱いのは右がリアルな特定の社会集団を排除しようとしているのに対して、排除しようとする心情という形のないものを批判している分、切れ味が鈍るから弱いということのようだ。

意見が異なる人たちも内包して最低限の折り合いをつけるのが、「公」の土台だと考えるなら、右も左も過激な人たちは気にくわないものを蔑み合っている時点で、両方悪徳だとおもう。