わかりました あきらめましょう。

私は進歩しない 旅をするのだ

実写化映画という無駄

超映画批評「ルパン三世」3点(100点満点中)
http://movie.maeda-y.com/movie/01896.htm

アニメの実写化が失敗するのは、表現手段の力点がキャラクターにあるアニメを原理的に超えることができないからだ。キャラクターを際立たせるチカラこそがアニメの力なのだ。実写はリアルのフィルターを必ず経由するのでキャラクターの造形にはあからさまな限界がある。特にルパンなんて100%キャラ依存の作品なの、で実写化が寒々しい結果になるのは、僅かな想像力があれば容易に予想できるはずだ。

このことは改めて考えるまでもなく自明なことなのに、なんで日本の映画業界は懲りずに同じ失敗を数え切れないほど繰り返すのだろうか? たぶん現場の人たちはわかっているけれど、それでもこういう企画ならお金を引っ張りやすいので、まさにそれだけの理由で作り続けられているのだろう。そこには見る人を愉しませようという娯楽の一番基本が抜け落ちている。