わかりました あきらめましょう。

私は進歩しない 旅をするのだ

家賃下落礼賛

簡単に家賃を下げる人が続出?家賃崩壊の実態と背景 1万円台、あふれる空室、大家受難

ずっと人口がどんどん減るのに、失業者が多く家賃が世界基準で突出して高いのはおかしいと思っていた。それが今年になってポキンと折れるように「労働力不足」「家賃崩壊」がニュースになるようになった。

いずれこうなると誰も予想しなかったのかといえば、そうではないだろう。多分関東圏と関西圏という人が多く集まる地域が周辺からの人間を吸収し続けていたのと、デフレがずっと続いていたので顕在化しなかっただけだ。

今後、二大都市圏においても、その経済圏を今まで通り維持するには、需要がとうとう不足する事態に陥ったというのが正しい分析だ。ワタミブラック企業風評被害で確保できなかった人員を必死に確保するのではなくて、採算割れでもない店舗も需要減をみこしてあっさり閉店したのは、それだけ未来の需要に悲観的な証左だ。

僕のような孤独で将来の収入の見通しに不安が大きい人間にとっては悪いことはない。働き手が少なくなるということは賃金を得る職がを得やすいということだし、家賃が低落していくのも貧乏人にはひたすら有り難いだけだ。

爽やかではないけれど、低賃金で非正規労働者を搾取してきたブラック企業が困るのは痛快だし、家賃収入という不労所得にあぐらを掻いてきた層が辛酸を舐めるのも痛快だ。

家賃は下方硬直性が高いから、本当にポッキリ折れてしまうにはあと10年ぐらいは必要だとおもう。でもポッキリ折れたときに、転居してさらに廉価な生活をするのは、余生の過ごし方に希望があるようで悪くない。