44年生きてきた。
そのうち41年ぐらいは孤独と無縁だった。
むしろもっと孤独になりたいと本気で願っていた。
3年前に郊外の現在の住み処に移動してきて願いは叶った。
転居以降、孤独が辛くなった。
これって本当に個人的には驚くべきことなのだ。
うつ病に由来する辛さとはずっと闘ってきた。
しかしその辛さと孤独に因果関係は無かった。
逆に「人間関係を更に希薄にするとうつ病は治る」
と、本気で思っていた。
でも今は「孤独だから辛いのだ」と考えている。
因果関係がひっくり返った。
この事実に本当に困惑している。
簡単に因果関係がひっくり返るのは
そもそも無関係だからだ。
そういう仮説が成り立つ。
おそらく間違ってはいない。
それではなぜ今「孤独が辛い」のかと考える。
この3年間で一番顕著に変化があったのは
まずは薬の副作用もあって急に太ったことだろう。
自分の存在そのものが他者に不快感を与えているのかと怖くなって
対人恐怖が加速した。
加えて社会から隔離して働いている時を積み重ねたことによって
自分の存在に一目置いてくれる人が
ほぼいなくなったことも孤立感を深めた。
僕は平均値よりはかなり孤独には強いのだと思う。
しかし、それでもやはり臨界点はあって
この3年はそれが突破してしまった、そういうことだと思う。
だから、ダイエットして
どんな分野でもいいから僅かな敬意を得られるように努力すれば
問題は解決すると思う。
「言うは易く行うは難し」かな・・