わかりました あきらめましょう。

私は進歩しない 旅をするのだ

真の優しさとは

真の善良さにも増して稀なものはない

善良だと自分で思っている人さえ

ふつう、愛想のよさか弱さしか持っていないのである

「自分は自分が弱いことを自覚している、だから私には他人の弱さを、他の人間より知っているはずだ、だから自分の非コミュは恥じるべきではない」こういう思い上がりから生じる自己正当化を「卑怯」というのだ。弱い立場の人間がある種の明察を持っているという考えは、ニーチェが喝破したように人間という病の最たるものである。自分の弱さを認め、他者を理解することの困難さを事実として受け入れ、それでも自分の殻に逃げ込まないことが真の優しさである。