わかりました あきらめましょう。

私は進歩しない 旅をするのだ

神戸について

最近神戸の市街をあちこち歩いているのだけれども
神戸ほど光と影の落差が大きな都市は珍しいと思う。

居留地周辺と新開地周辺では空気も違えば臭いすら違う気がする。

僕は今住んでいるような高齢化が進む郊外住宅地の
鄙びかけたベッドタウンの雰囲気が好きだ。

土地柄のアイデンティティが一番強いのは
灘区・東灘区の山の手の辺りだろう。

昔、神戸高校のそばに祖母の家があった。
別に豪邸が並んでいるわけでもないのに品のある雰囲気がよかったな。

四十数年前の神戸高校といえば、ちょうど村上春樹が通っていた頃とほぼ合致する。
あの空気を彼が吸っていたとすれば、大作家にも親しみがわいてくる。


辺境・近境 (新潮文庫)辺境・近境 (新潮文庫)
(2000/05)
村上 春樹

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