リンク先にもあるように「普通」にも階層がある。
あまねく人々に当てはまる標準値しての「普通」なんて幻想だ。
それもネット社会でも同じだ、ネット社会にはリアルと違う「普遍・普通」の
一律基準があるような雰囲気が瀰漫しているが、それも幻想だ(いうまでもなくだが)
何が普通なんだかよくわからない時代が来ている。
僕には「普通」という言葉は、
「自分は普通ではないのではないか」という人々の劣情を刺激し
その差異を埋めるために消費行動を起こさせようとする
資本主義社会の呪いの言葉だと思っている。
呪いの時代 (2011/11) 内田 樹 商品詳細を見る |