天空団地_404

You play with the cards you’re dealt… Whatever that means.

「生産性」という呪縛

私たちの多くは、
自分の価値を「生産性」ではかろうとする傾向があります。

現代資本主義世界に生きる私たちは、如何に自分がそういった価値観から無縁だと思っいてもなお「生産性が高いのはよいことだ」という呪縛から完全に自由にはなれない。

おもえば私の気鬱の3割ぐらいは「日々生産性の低い生き方をしている」という劣等感から生じている。常にやるべきことが半分もできず、やらなくてもよいこと、何をやったのか覚えていないことに人生の多くを費やしている。この今でさえ、やるべきことをやらずに一円にもならない駄文を綴っている。

忙しくて文字通り心をなくして何かに取り組んだとき、忙しさの辛さをこえて何かとても充実した気分になる。こういった思考というか感情回路があまりにも自明となっているので、そのことについて疑問をもったりしない。

現世において「生産性の高い状態」であり続ければ、少なくとも誰からも後ろ指を指されたりはしない。もちろんAにたいして生産性が高いが故にBの生産性が下がっているという状態を想定できるにせよだ。そういう場合は、さらにAに対する生産性を上げてBに関与すればよい。そうすれば批判される理由がなくなる。

日本人は長く働くわりに生産性が低いというニュースが大きな話題になった。話題になるぐらい我々は生産性を上げることを無条件に正しいと信じている。雰囲気的には「生産性を上げるために生産性を上げなくてはならない」というトートロジーの陥穽に嵌まっているようにもみえる。

生産性を高めたと自負して満足したいだけなのと、生産性を高めた結果として人生をより良くするというのは、似て非なるものだ。真の意味の生産性と、自己満足のための生産性は、字面は一緒だけれども中身は相当ちがっていそうだ。場合によっては真逆かもしれない。

意図的に無意識化している「生産性」という呪縛から自由になろうとする試みには価値がある。特に組織に属せずに働いている我々のような人種には、「生産性」に絡め取られない価値観を世に問う責務が与えられている気がする。

生産性

生産性

つまらない地元選挙区事情

衆議院議員選挙が始まった。ついでに神戸市長選挙も始まった。

兵庫二区という選挙区がひどい。公明現職・共産党・無所属の3人しか立候補していない。無所属の1人は民進党の新人のはずが、例のゴタゴタで希望の公認を得られなかった。都議会で公明党と協力関係にある小池都知事の意図らしい。希望の公認をもらっていても小池が嫌いだから投票しないけど・・・ 
入れたい候補がいない。父も母もいないと言っていた。政令指定都市の選挙区でこんな不毛なことをやっていいのか・・・

ついでに神戸市長選挙も選択肢がない。現市長は元官僚という嫌なオーラが露骨で嫌いだ。かといって対立候補にもロクなのがいない。

二つの選挙で両方とも中道リベラル系の候補者がいないというのは、どういうことなのだろうか。選挙なのに選択肢がないなんて酷いとしか言いようがない。

地元猫

日曜失敗

寝過ごして良席の映画を見逃し、調子の悪いタブレットの修理を断られ、毎日王冠で2千円負けた。競馬中継を眺めながら飲んだ酒が珍しく度を超して泥酔してしまった。さっき目が覚めたけれども二日酔い状態で気分が悪い。結局仕事はできなかった、そうなるだろうとは思っていたけれども・・・

終末少女旅行

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ディストピア世界を二人の少女がひたすら彷徨するアニメ。退廃美が肌に合う。水瀬いのりが声を担当しているのもよい。初回の感じで最後まで続けて欲しい。登場人物が少ないアニメは基本的に好きだ。

アニソン録音の惨状

水瀬いのりを意図的に応援しようと試み中だ。声優としての演技・ラジオのトーク力・見た目の可愛さは好ましい。しかし、音楽がよくない。以前から気になっていたが、アニソン系の音源はなんで不必要に音圧が高いのだろうか。曲としては悪くないのもあるけれども、録音がひどすぎる。音楽を楽しめないのだからファンにはなれそうもない。

ちょっと検索したら、こんな感じの記事がたくさん見つかった(-_-;
symphonical-rain.main.jp