天空団地_404

You play with the cards you’re dealt… Whatever that means.

腰部強打撲の影響

今年の1月末日に腰部を強打撲した。人生で被った怪我の中では一番ひどい部類に入る。これに匹敵する怪我は高校生の時、脛を14針縫う怪我ぐらいだろうか。

半年が経過して未だに腹筋運動がままならないのと、姿勢を崩すとすぐに腰痛が生じるという後遺症が残っている。胃と腰だけは丈夫なのが自慢だったのに、肉体で誇れる箇所がまた減った。

他にも影響が如実なことがある。ひとつは少し言いにくいけれども、元より四十路になって激減した性欲がさらに枯れた。悟りを開いた僧侶並に淡白だ。煩悩の一つが減じたわけだから、ある側面では良いことなのかもしれない。

もう一つが「ゲームに集中できなくなった」だ。怪我前までは結構な時間をドラクエⅩに費やしたり、Civilizationに費やしたりしていた。それがぜんぜん楽しめなくなった。腰の痛みが原因で、ゲームに没頭して我を忘れるという境地に行けなくなった。仕事で終日座って、さらにゲームのために座り続けることができない体になったのだ。

ドラクエⅩⅠの出来がよいらしく、出来ればPS4版でやりたい。オンラインゲームではないのでソフトも遊びおわったら売り飛ばせるし、ハードもすぐに売り飛ばせば、売価の8割強で確実に償却できる。だからそれほど遊ぶためのハードルは高くない。だけれどもゲームに集中できない体になってしまった私に、それを行動に移すだけの気持ちが湧き上がってこない。悩むところだ。

脳内の「他人の声」

孤独って頭の中が「他人の声」でいっぱいの状態のことなんですよ。「あの人にどう思われてるのかな」「LINEチェックしなきゃ」「なぜわかってもらえないんだろう」、そんな風に心に棲みついた他人の声と会話している。他人の声に頭が占拠されている状態こそが、本当の意味での「孤独」だと僕は考えます。

http://www.huffingtonpost.jp/2017/07/24/hitori-solo-time-_n_17575776.html

名越康文さんはそんなに好きな論者ではないけれども、これは至言だと思った。先日、「頭の中で口論しないことを心がけると、ストレスが大きく減る」というライフハックを実感した私なので、この名越先生の言葉がストンと腑に落ちた。

孤独もそうだし、精神疾患の人にさらに顕著かもしれない。メンタルに問題がある人は概ね脳内が他人の声でいっぱいだ。脳内の他者と会話して、それを口に出す統合失調症の患者。過去の他者の振る舞いを数え切れないほど繰り返し思いだしては、憤怒する境界性パーソナリティ障害の人たち。怒りのネタを探しては脳内で論破する言葉を肥大化させ、時には匿名掲示板に書き殴るネット住民、他者とストレスフルな状態に陥ると、脳内で他者と終わりなき論争を繰り返して疲弊する俺。。

誰の言葉だったか、「幸せとはどうでもいいことを口に出したとき、それに共感してくれる人が側にいること」というのがあった。最初はピンとこなかったが半世紀近く馬齢を重ねるとこの言葉の重みがわかる。脳内で他者と会話しなくても事足りるのが幸せであり、足りなくて脳内で言葉や声が渦巻くのが孤独という名前のついた不幸なのだろう。

意識して脳内で他者と論争をしなければ、確かにストレスが後を引かなくなった。ここからさらに脳内から「他人の声」や「脳内会話」を意識して排除すれば心に平穏が訪れるのではないかと考えた。そしてこれはマインドフルネスの手法そのものだった。やっと知識として覚えた数々のマインドフルネス手法のいわんとしていることが解ってきた。

ただ、脳内にある「他人の声」を排除すればOKといえるほど単純ではない。なぜなら、脳内に生成する「声」「言葉」というのは創造力の源でもあるからだ。弱さ故に脳内に発生するネガティブな他人の声や言葉が問題なのであって、全てを封じる必要はない。時には、ポジティブな創造性溢れる言葉を脳内に紡ぎ 口に出し 文章を綴ればよい。そう思い至って、生きていく勇気が少し増えた気がする。

SOLO TIME (ソロタイム)「ひとりぼっち」こそが最強の生存戦略である

SOLO TIME (ソロタイム)「ひとりぼっち」こそが最強の生存戦略である

ライブとRX-100

昨夜は二か月ぶりのThe Mersey Sweetsのライブでした。そして動画撮影デジカメとしてのRX-100のデビューです。予備のバッテリーと三脚を用意して臨みました。手持ちではなく三脚だと楽です。一方、固定して撮ると適宜のズームインとか構図変更ができないので悪い点もあります。とりあえず固定して撮影したのでほぼ全パフォーマンスを録画できました。まだ1stステージ前半しか視聴してないです。

YoutubeにアップしたのはMP4にエンコードしたので画質が落ちています。しかし、ネイティブファイルの画質は素晴らしい。手放したニコンの一眼よりも綺麗に撮れています。動画撮影のクオリティを重視して選んだ機種ですが、予想以上に高画質で録画できました。

ついでに写真。
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Mersey Sweetsはお互いがリスペクトしあっている三人が中心となって結成されたバンドです。故に写真のように微笑ましいシーンが多くて、見ていてほっこりするところも良いです。

ソニー SONY デジタルカメラ DSC-RX100 1.0型センサー F1.8レンズ搭載 ブラック Cyber-shot DSC-RX100

ソニー SONY デジタルカメラ DSC-RX100 1.0型センサー F1.8レンズ搭載 ブラック Cyber-shot DSC-RX100

酒の美味しさがわかってきた。

父と妹は酒豪だが、俺は母に似て半下戸だ。長年一口目のビールしか旨さがわからなかった。それが最近やっとわかってきた気がする。性急に流し込むのではなく、ゆっくりゆっくり体に溶かし入れるように飲めば、アルコールの魔力のよい側面だけを引き出せることを半世紀近く経って理解した。

ゆっくりゆっくり飲むと、俺の心の黒い霧が少しずつ晴れていくような気がする。この飲み方だと度数の強いウイスキーでも胃に負担をあまりかけずにホワッとした酩酊感だけを楽しめる。

セミがうるさい日曜の午前中にチビチビ摂取するアルコールは悪くない。

向日葵

夏でも靴を履くようになった。素足にサンダルを引っかけての外出が出来なくなった。理由はわからない。またメレルの例のやつを買うか。

例のやつ

[メレル] ウォーキングシューズ ジャングル モック J60802

[メレル] ウォーキングシューズ ジャングル モック J60802

4,5年前に勧められて買ってからずっと履いている。二足目もそろそろ寿命なので三足目を買いたい。世の中には探せば良い靴は色々あるだろうが、探す手間が鬱陶しい。この靴に出会うまでは履いている靴で侮られがちだった。これを履くようになって靴に関して引け目を感じなくなった。だから次もこれでよい。

スーツに縁がなく、スポーツにも縁がない中年男が履ける靴というのは何だろうか。革靴もスニーカーも違う・・・

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心の問題なのか痛みの亜種なのか

このネタばかりで申し訳ない(誰に謝っているのだろうか・・・)

無気力病が肥大化してきた。定番の午前中の不安感が半端ない。脳というより胸の辺りにある黒いなにかに締め付けられるような感覚。呼吸が苦しいときの不安感とこの感覚が実は同種なのではと考えたこともある。

痛いのではない。胸と脳を中心にした不快感としかいいようがない。この気持ち悪さは「心が濁っている」からなのか、それとも肉体的な軋み、もしくは体の悪い箇所を理性に訴えかけるための何らかの信号なのか。考えてもわからない。そもそも言葉で解決したらこの気持ち悪さがなくなるとはとても思えない。

それではやはり心より「痛みの亜種」的な何かなのかといえば、朝ドラをみている15分。夜間に受注した商品の処理している間は不快感は姿を消している。一息ついて冷めた珈琲をすすると胸の中の不快感がまた膨らむ。故に心の問題の様な気もする。

20年以上、この黒い気持ち悪さと戦っている。レクサプロが効くまでは午前中の不安感はもっとキツかった。希死念慮といえるようなものだ。それがかなりよくなったのは事実だ。となるとやはりセロトニンの問題なのか。このあたりで思考がループする。

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