天空団地_404

You play with the cards you’re dealt… Whatever that means.

コンテンツ閲覧制限を目指す

何かを新たに始めるのは挫折しやすいが、悪い習慣を止めるのは比較的容易い。なので不必要なネットザッピングを止めることにした。具体的にいうとRSSとはてなブックマーク経由のコンテンツの閲覧を原則,iPad限定にするというやり方だ。9.7インチのiPadはWebコンテンツを読むだけに限ってはPCモニターよりも優れている。解像度が高いので文字がシャープだし、紙の本をめくる感覚で閲覧できる。一覧性も上だ。

次に動画コンテンツの閲覧をリビングにあるサブPCに限定する。TVに接続してあるので画面が大きいし、オーディオにも接続してあるので音質も上だ。ゲームと動画とTV番組をリビング限定にすれば、これで時間の浪費を大きく押さえられそうだ。

そして、9時-17時の勤務時間帯の手が空いた時間に接するコンテンツを、仕事関連の知識と自己啓発系の情報だけしたい。さらに情報に接するのに疲れたら、手と体を動かす事務と家事に集中したい。

上記のことをやれば、オンとオフの切り替えが明解になり、「やるべきことが山積する問題」が解決に近づくはずだ。

発作的高松~岡山

東京に行くはずが、旅費を惜しんで発作的に高松行きのバスに乗ってしまった。神戸三宮から高松駅前まで3時間20分。片道3,700円のバスの旅は快適だった。

僕の発作旅行の主目的は「日常と違う場所で寝る」ことなので、観光にもグルメにもこだわらない。高松市内に昼過ぎに着いてから、高松港・高松城と高松の繁華街を彷徨して、メシ食ってホテルにチェックインした。

高松は普通に都会だった。徳島は鄙びた感じが残っていたけれども、高松市内は活気があって、メインストリートの充実度は漠然と脳内にあった「地方都市」とはかけ離れた印象。

宿泊したホテルも安価なのに気持ちのよい大浴場と、寝心地の良いベッドで極めて快適。旅先でグッスリ寝られたのは超久しぶりだった。

翌日、帰路についた。復路もバスはつまらないのでJRで瀬戸大橋を突っ切って岡山経由のJR在来線で戻ることにした。雨が降っていたので観光はせず、岡山駅前で昼飯食って神戸へ戻った。よくいわれることだが、新幹線を利用しないと岡山~神戸間は電車の連絡が非常に悪い。姫路にたどり着けば新快速一本だが、そこまでが結構大変だった。

総額1万6千円の旅行としては楽しかった。十分気晴らしになったので、仕切り直して今年も真面目に働きたい。

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発作的上京欲

正月明け三日間のお仕事も終了。年初から受注が好調で、これは初詣で商売繁盛のお札を買った恩恵かもしれない、なんて。

さて正月明けの連休は例年発作的に上京することが多い。3年前に収入が3割減ってからは自重していたけれども、今年は我慢できないかもしれない。
俺の上京なんて新宿と秋葉原と神保町を彷徨くだけで疲れ果て帰路につくのが定番なのだけれども、目先を変えて違うところにも行きたい。そういえばスカイツリーをまだ一度もこの目で見ていない。

メンタルは安定しているが年末から毎日10時間睡眠の日々が続いている。異常に疲れやすくなって特に眼精疲労が酷い。三回に一度は旅行すると体調を崩すので今年は止めた方がよいかな。・・明日の気分で決めよう。

今日の夕焼け

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恩師のいない人生

恩師といえる先生に巡り会えなかった。高等学校時代なんて悪い意味での印象深い先生すらいなかった。名前も覚えていない。大学では恩師ではないけれども尊敬できる教授はいた。しかしゼミにも入れず恩師と呼びたくても恩を被れなかった。

逆に憎んでいる教師も特にいない。単に年上を敬う気持ちに欠けていただけかもしれない。社会人になってから心酔するような人との出会いがあったのかといわれれば、それも怪しい。逆説的に他者に期待し過ぎていただけなのだろう。

高等学校~大学時代はバブル期とピッタリと合致するので、世相に落ち着きがなく教師や教授も生徒に真剣に対峙しなかったという点もあるだろう。倫理を忘れた拝金主義の腐った雰囲気が酷かった。

「あの人のようになりたい」という度量衡のある人間とない人間では、人生の厚みが違う。社会においてなりたい自画像を脳内に描くことが出来ず、マイブームの趣味にその都度、心を委ねているうちに馬齢を重ねてここまできてしまった。

教師にせよ友人にせよ女性にせよ、空間的に自分が届く場所にいる人に特に壁を造っていた。恩師はいないし真の親友もいない、物理的な距離が出来てから「なぜ惚れなかったのだろう」そう思い返した女性は数え切れない。私はそういう残念な人間なのだ。

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抱負よりも

抱負は挫折にしか繋がらないけれども、現実的な選択肢の中で最良の近未来を、具体的に細部まで鮮明に想像してみるというメソッドは、自分に何か期待する抱負よりもずっと有用らしい。俗にいう「引きよせの法則」的なあれだ。

というわけで、細やかだけれども「これであと10年は稼げる」というサイト再構築後のイメージと、売り上げ3割増、収入1割増を達成した今より少しだけ立派になった1年後の自分を就寝前に夢想してみた。明けて本日、生田神社へ初詣に行き願をかけてきた。あと商売繁盛のお札も買ってみた。

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今年のコンテンツ

6回も映画館に足を運んだのが特筆すべきことかな。
例年1本行くかどうかでしたから・・

映画

超ベタで恥ずかしい気もするけど、「シン・ゴジラ」「君の名は。」は文句なしに面白くて、どちらも二回観た。二回目の方がより楽しめたのは本当に良くできた作品故だろう。世評というのは存外当てになるなと、妙に素直になった一年だった。来年も世評が高い映画は臆することなく足を運びたい。

マンガ

信長の忍び コミック 1-9巻セット (ジェッツコミックス)

信長の忍び コミック 1-9巻セット (ジェッツコミックス)

アニメから入った口だが、この作品ほど「読みやすくて・面白くて・為になる」マンガは珍しい。最新の研究成果を取り入れた史実に忠実な内容なのに、史料の少ないキャラを逆手に上手く使った巧みさに作者の才気を感じる。近年のギャグのレトリックを豊富に取り入れてあって枯れた印象が皆無なのも素晴らしい。

音楽

マーラー:交響曲第6番「悲劇的」

マーラー:交響曲第6番「悲劇的」

  • アーティスト: テンシュテット(クラウス),マーラー,ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2010/10/20
  • メディア: CD
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今年はサブスクリプションサービスを利用してBGMとして聴くばかりだったので、これといったミュージシャンとの邂逅はなかった。一番繰り返し聴いたのはこれかな。マーラーに開眼したのは特筆事項かもしれない。

アニメ

テレビ放映アニメならWWW.WORKING!!だ。高津カリノ作品が大好きなので、原作の良さをほぼ完全に再現できたこのアニメは本当に楽しかった。
d.hatena.ne.jp

織田信長合戦全録―桶狭間から本能寺まで (中公新書)

織田信長合戦全録―桶狭間から本能寺まで (中公新書)

今年もノンフィクションを中心にたくさん読んだけど、この一冊というのはどうしても思いつかない。Kindle Unlimitedを利用して、読み飛ばすような軽い本を次々と咀嚼した感じだ。上記の戦国時代マンガに影響されて歴史系の新書を特にたくさん読んだ。谷口克広氏の著作はどれも面白い。

ゲーム

シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI

シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI

これはもうCivilizationⅥ一択。あとドラクエⅩから引退した。CPUとグラボを新しくしたので来年はPCゲームをたくさんやりそうな予感がする。